新澤醸造店(宮城)

NIIZAWA SAKE BREWERY Co., Ltd.

明治6年(1873年)創業。
創業当時から続く銘柄「愛宕の松(あたごのまつ)」は、『荒城の月』の詩人・土井晩翠氏が「館山の頂開く酒むしろ愛宕の松の薫いみじく」と詠むほど愛飲したという。

平成12年(2000年)に、現在代表取締役を務める5代目蔵元・新澤巖夫氏が宮城県最年少の杜氏に就任。翌年には特約店限定の新銘柄「伯楽星(はくらくせい)」を発表。食前酒・食後酒という単語しかなかった時代に、どんな料理も引き立てるお酒を目指し生み出された「伯楽星」は”食中酒”のパイオニアであった。それより以降、”究極の食中酒”をコンセプトにし、国内外問わず日本料理店をはじめとして、ジャンルにとらわれないハイセンスな感性を持つレストランでも多く愛飲されている。

しかし平成23年(2011年)には、東日本大震災により被災。本社設備は全壊し、その年に販売する筈であった酒が入った全てのタンクに壊滅的な被害を受けることとなる。

しかし不屈の精神とチームワークで立ち上がり復活へと歩みだす蔵元は、製造蔵を大崎市三本木から柴田郡川崎町へ移転し、同年11月には製造を再開。全壊した本社も平成25年8月に再建を果たすこととなる。



商品は「伯楽星」「あたごのまつ」といった清酒を中心に梅酒、柚子酒、紅茶酒、ヨーグルト酒といったリキュールも醸造。
蔵では徹底した冷蔵管理に取り組み、瓶詰されたお酒はカップ酒から高級酒まで、全てマイナス5度の冷蔵庫で保管される。蔵からは若くフレッシュな状態で出荷し、お客様の手元に届くタイミングで最高のコンディションになるよう調整している。
国内へ出荷される酒の品質に気を配りつつ、17か国への輸出も行っている。

新澤醸造店は2015年ヴィンテージより、究極を求めた食中酒のパイオニアとして、自社精米機による超高精白日本酒のラインナップをリリースしている。(精米歩合0.85%~7%)

日本国内に未だ数機しか存在しない、ダイアモンドロールを駆使した最新式精米機。途方もなく長い時間と労力を費やし、見事に昇華されたその一滴の液体。他に類を見ない、頂点の味わいをお楽しみください。